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プリズンホテル

プリズンホテル〈1〉夏 (集英社文庫)
プリズンホテル〈1〉夏 (集英社文庫)
浅田 次郎
最近、浅田次郎のプリズンホテルをまた読み返しました。4冊出ているシリーズで、
初めに読んだのはもう10年近く前かもしれません。

本はそんなに読むほうではないけれど、好きな本は何回もしつこく読み返すタチで、特に好きなシーンは何十回も読んだりしてしまう。[:たらーっ:]
内容が分かっているのに何回も読んで面白いのかと聞かれたことがありますが、それはちょっと音楽を聴くのに似ているなあ、と思う。「この曲もう知ってるから聞かない」ということは音楽ではあまりないし、一回聴いて気に入ると何回もかけてしまうというのと同じ感じです。

プリズンホテルはヤクザの経営するホテル。従業員も客も極道、仲居や番頭は外国人、
ときどきカタギのお客さんも来るけれど、だいたいが「わけあり」のお客さん・・・。
心に問題を持つお客さんが集まってこの山奥の変なホテルでしばらく過ごすうちに、不思議とみんな最後には元気になって帰って行く・・・。
ヤクザがたくさん出てくるし、なんだか内容はめちゃくちゃものすごいのですが[:あせあせ:]、ちょっとムーミン谷の11月を思わせるような感じで??なんだか好きなシリーズです。
浅田次郎の本にはよく泣かされます。[:ポロリ:]
椿山課長の七日間や天国までの百マイルも泣かされたけど、
胸のすくような心に残るセリフがたくさん出てくる所が好きです。
ホテルのオーナー、仲蔵親分の
「お客人を精一杯もてなしてやってくれ。何のわけへだてもするんじゃあねえぞ。
幸不幸、貧乏金持、老若男女、渡世の内外、みんなまとめて面倒見たれ。」
というセリフどおり、懐の深いこのホテルが、なんだか少しムーミン屋敷と重なるのは
私だけでしょうか。(私だけでしょうけど・・・。[:たらーっ:])
本の中にある「先生ノ本、弱イ人、勝ツネ。ビンボー人、金持チニナルネ。
 バイブルヨリチカラノデル本ダヨ」という主人公の小説家への言葉は、
そのままこのプリズンホテルという本に当てはまるような気がします。
元気なときよりも、悲しいとき、寂しいとき、苦しいとき、不思議と癒されるような本です。
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